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2011/06/07

ヘヴンズ ストーリー

両親と姉が殺害され、一人暮らしの祖父に引き取られることになったサト。
住み慣れた町を離れ、祖父の家に向かう途中、あるニュースに釘付けになる。
TVから聞こえたのは、見知らぬ少年に妻と娘を殺されたトモキの、「犯人を殺してやる」という言葉だった…

上映時間4時間38分。
覚悟はしていたけど、重い内容に余計疲れました。
そのためか、またしても揺れる映像に酔った。
緊迫したシーンで吐き気に襲われ、画面見てられませんでした…。

光市の事件を思い出すような未成年者による母子殺害事件。
その遺族のインタビューを聞き、彼をヒーロー視する家族を殺害された少女。
過失とは言え人を殺し、バイトで復讐代行をする刑事。
若年性アルツハイマーと診断された孤独な女性は未成年者の発した言葉に心撃たれ、養子縁組を望む。
虐待によって片耳の聴力を失った女性は、妻子を亡くした男と出会い家族になる。

それぞれの事件、それぞれの家族。
そのどれか一組の話でも、苦しい人生が詰まってる。

自分の周りにここまで苦しい人生歩んでいる人いない。
けど、現実的ではないかというとそんなことはなく、ニュースでは毎日のようにこんな事件の被害者や加害者が生まれてる。

誰でも笑って暮らしたいのに、簡単に壊れてしまう平和な日常。
でも何かが欠けて苦しくても、どこかで止めなければ連鎖する憎しみ。
復讐にとり憑かれた人達は破滅し、簡単に人を殺した警官は、自分もまたダンボールに詰められて捨てられる。
因果応報か。
命を命で贖うような殺し合い。

長い話で酔いもしたけど、記憶に残る映画です。
ただ、終章「ヘヴンズストーリー」だけがなんかいまいち分かりにくい。
それまで人間を描いてたのに、やたらとファンタジーというか。

結果的に人を殺してしまったのに、誰にでもいつか死はやってくると言った少女。
殺してやるといいながら苦しみ続けた被害者(加害者)や、大切な人を得ることで苦しみを知った加害者(被害者)よりちょっと怖い。
自己投影してた人が復讐を果たしたことで解放され、一人生き残った自分を許せるようになったのか。

そしてびっくりしたのが、ラストの歌。
声や曲は雰囲気ばっちり。
が、今まで映画で描いてきたことをあっさり歌ってるよ。
歌詞は監督が書いたなら文句は言えないけどさー。
見た人が色んな受け止め方するであろう映画なのに、こういう思いで作りましたーみたいな答えを思い切り出されるとなんだかなぁ。
映画(劇場) | Comments(0) | Trackback(0)
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