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2011/05/06

4ヶ月、3週と2日

ニコラエ・チャウシェスクの独裁政権下のルーマニアでは、中絶は法律で禁じられていた。
大学生のオリティアは、寮のルームメイト・ガビツァが妊娠していると知る。
秘密裏に中絶するため、ガビツァの手伝いをするオリティアだが予想外の事態が重なり…

これが現代、自分の身の回りで起こったとすれば理解できない、嫌悪感すら覚える話です。
子供が欲しいのに恵まれない人や、流産の経験がある人は見ない方がいいと思う。

子供を望まないのなら、最初から妊娠しないように気をつければいい。
けれど、そのための方法すらないとしたら、どうやって身を守ればいいのか。
違法行為を行い、足元を見られても何とかしようと走り回るしかない現実。

自分の手術なのに、そのための連絡すらまともに取れない。
我が侭で人に頼ってばかりのガビツァ。
心配して戻ってきたら、堕胎した子供をトイレに放置して眠っている。
その胎児の姿はかなりショックです。

胎児をバッグに入れて夜の街を彷徨うオティリア。
グラグラ揺れる映像が、ぐちゃぐちゃの心の中を表してるような。
再び戻ったホテルでは、お腹が空いたとレストランで食事をするカビツァ。
最終的に問題なく終わったからか、あっけなく日常に戻っている。
そのために1日中走り回ったオティリア。

なんだろう。
ガビツァの他人事っぷりとオリティアの空回りにがっくりくる。
なぜそんな友人のために自分の身体さえも差し出すのか。
自分に何かあった時助けてくれるのは、鈍い恋人ではなく同性の友人だから?

え、これで終わり?という暗転の仕方にはびっくりしました。
でも、だからこそ印象的な終わり方。
この時代、こんなことが起こっていたという現実だけを見せられたような。

しかし、その余韻をぶち壊す感じのエンドロール。
なんだ、あの曲は…。
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