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2010/10/07

縞模様のパジャマの少年

第二次世界大戦中のドイツ。
ナチス将校である父の栄転で、ベルリン郊外に引っ越すことになった8歳のブルーノ。
新しい部屋の窓から見えたのは、昼間なのになぜか縞模様のパジャマを着た人たちがいる農場だった…

ナチスによるユダヤ人の強制収容を描いた作品は多い。
この映画は、珍しく子供の視点で描かれています。

ブルーノの家族が引越した家からは、変わった「農場」が見える。
なぜか皆昼間なのに同じ縞模様のパジャマを着ている。
なぜか鉄線で囲われて、働いている人達は外に出ることができない。

その謎に答えてくれる人はいないから、どんな場所かも知らず、同年代の子供を探して「農場」に出かけるブルーノ。
仲良くなった友達も、自分がその場所にいる理由を分かっていないから、2人の秘密の友情は続く。

友人たちユダヤ人の命がどれほど軽く扱われているから知らないから、周りの大人が怖くて、知らない子供だと裏切ったりもする。
けど、怒られるのが怖くてちょっとした嘘をつくなんて子供なら誰でもすること。
2人の友情は壊れなかったけど、その罪悪感がラストの悲劇に向かわせ、見ている方はどんどん追い詰められる。

敵対する立場であっても、自分達と同じように愛し、愛される人がいる。
そんなことを分からせる話は多い。
けど、こんな風に愛する者を亡くす悲しみを自分のものとして感じさせ、戦争の悲惨さを描いた話は初めてでした。

こんな形で息子を失った家族の心はどうなってしまうんだろう。
特にお母さん。

息子が怪我をした時、ユダヤ人の使用人を責めるのではなくぎこちなくても治療のお礼を言える。
収容所から出る煙の理由を知り、夫を責めることができる。
体制に反抗することはできなくても、ナチス将校の家族であってもこんな風に考えられる人もいたんだよな。きっと。
それだけに、その後なんて考えるだけつらいなぁ。
映画(DVD・ビデオ) | Comments(0) | Trackback(0)
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