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2009/07/27

ディア・ドクター

村でただ一人の医師・伊野が失踪する。
突然の失踪に村人たちは慌てるが、彼が無免許だったことが発覚する。
診療を受けていた患者、一緒に働いていた研修医や看護師の反応は…

「ゆれる」の監督作品です。
これも結構期待して行きました。

キャストいいなぁ。
すっごい華やかなわけではないんだけど、存在感があるというか。
特に井川遥にはちょっと驚きました。

田舎で一人暮らしをしている女性が、癌だとわかる。
それを誰にも言わずにいて欲しいと頼む女性。
子供に迷惑や心配かけたくないという親心なんだろうけど、何も知らされずにいるっていうのはつらい。
後で知った時、もっと何かできたんじゃないかって後悔する。
ましてや子供は医者で、父親を亡くした時と同じことを繰り返したくないと思っているんだから。

母の病気を知って、2人並んで話す母娘。
素直に泣く歳じゃないから、涙を見せないように堪えた三女。
そんな姿を見て、迷惑かける気になった母。

アイロンをかけながらの母の背中から、その隣に座った娘の背中から、その時の想いが伝わってくる。
この監督日常の中の動きで、背中でものを語らせるのほんと上手い。

と、印象に残ったのは母娘なんだけど、主役は医師・伊野。
患者に最後まで寄り添う優しさ。
自分の手に負えない患者を診る恐怖。
秘密に耐えられず打ち明けたけれど、本気にされない諦め。
放り出すわけではなく、離れることで救おうとするような逃亡。

倒れそうな人がいたら手助けしようとするだけどの行動に、愛情があるわけではない。
でも、そんな行動誰でもできるわけでもない。

それが伝わっているからか、村人皆冷たい台詞を言ってても、本心だって思えない。
無免許だったからって心変わりしたんじゃなくて、そういうことで守ってるみたいでした。
映画(劇場) | Comments(0) | Trackback(0)
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