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2008/09/05

闇の子供たち

日本新聞社のバンコク支局駐在記者・南部。
東京本社からタイの臓器密売に関する情報を受けた南部は、元仲介者に接触する。
そして知った、提供者の幼児は生きたまま臓器を抉り取られるという衝撃の事実。
取材を続ける南部は、NGOでボランティア活動をしている恵子と出会い…

重いです。
監督が失語症に陥るほど、苦しんで作った告発。
心臓移植はフィクションらしいけど、よくこんな映画作ったなと。

日本でもかつては貧しさゆえの身売りがあった。
けれど成長するまでは雑用をして大きくなったはず。
大人になったらいいのかというと、そうではないけど。

子供を性の対象とする行為は、気持ち悪いとしか言えない。
愛情を持って見守るべき子供たちが、欲望の対象になるなんて。
逆らうこともできず、ただひたすら耐えるだけの子供たちの姿は見ていて苦しい。

日本人が少女を買い、ネット上にアップするシーンがあります。
相手を人間として見ていないのか。
彼自身に大切な人はいないのか。

HIVに感染し、ゴミ袋に入れられて捨てられる少女。
何とかゴミ袋から脱出し、歩くこともできないほど弱った少女が行き着いたのは、故郷だったのか。
けれど小屋に入れられ、死ぬまで放置される。
TV番組で、経済的に苦しく、差別もあって一緒に暮らせないHIV感染者の親子を見たことがあります。
彼女を火葬する時に泣いていたのは、母親だったのか。

少しの救いは、売春業者が摘発されたこと。
恵子が日本人を憎んでいるタイ人と、少し近づいたこと。
逃げ、言い訳ばかりしていたカメラマン志望の男性が、写真を撮ることで向き合う強さを持ったこと。
けれど、南部は自殺。(多分)
過去の過ちへの罪悪感と、命を救うことのできなかった絶望感か。

こういう映画を見たら心が痛む。
けれど、特に何をするでもない自分はただの偽善者だと落ち込む。
何もできない、帰れと言われても踏ん張って、アジアの子供のために働こうとする恵子の力はどこから来るのんだろう。
映画(劇場) | Comments(0) | Trackback(0)
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