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2008/05/14

夕凪の街 桜の国

昭和33年、広島。
皆実は思いを寄せていた同僚の打越に告白されるが、幸せになることに罪悪感を感じていた。
それから半世紀。
東京で暮らす皆実の弟の旭は、家族に黙って広島に向う。
父を心配した七波は後を追うが…

終戦から13年経った広島が舞台の「夕凪の街」
現代が舞台の「桜の国」
2つの時代と場所で描かれる戦後の姿。

誰かに死ねばいいって思われた。そう思われているのに、まだ生きている。

そう言って、幸せになることに罪悪感を覚える皆実。

被爆者の方がそんな風に苦しんでいるなんて考えたこともなく、ショックを受けました。
原爆は皆実を狙ったのではなく、場所を選んで落とされた。
でも自然災害と違うのは、「落ちた」のではなく、誰かに「落とされた」ということ。

彼女のせいではないのに、幸せになったらいけない、生きていいのか分からなくなるなんて…。

そしてやっと掴みかけた幸せも、原爆症によって奪われて」しまう。
一人の平凡な女性の命を奪い、落とした人は「また一人殺せた」と喜ぶのか。

そして現代。
原爆が落とされたという傷跡も忘れさられつつある日常。
けれど、結婚となると未だに被爆者の家族ということが障害になる場合がある。

この映画には戦闘シーンも、あからさまな迫害も出てきません。
それゆえに、普通の人々の日常にある苦しみを感じさせます。

戦争で罪もない人が虐殺されることも、もちろん繰り返してはいけないこと。
それだけではなく、その行為が何年、何十年経っても人を苦しめることになる。
見た目の怖さからではなく、二度と戦争をしてはいけないとズシっと感じさせる映画でした。
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