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2007/09/03

さらば、わが愛 覇王別姫

1925年、北京。
娼婦の母に捨てられ、京劇の養成所に入れられた少年・小豆。
彼を弟のようにかばい、共に厳しい修行に耐えてきた石頭。
成長し、"程蝶衣”“段小樓”と名を改めた2人は、京劇「覇王別姫」の名役者として人気を博すのだが…

これ昔見た時には、最後がよく分かりませんでした。
どんどん変わっていく時代の流れについていけなくて。
ただ、長い間もう1度見たいと思っていた映画でした。

捨てられたばかりの子供の時も、厳しい修行中も、小豆役の子供は妙に色気があります。
そう見えるように撮っているんだろうけど。
そして成長してからのレスリー・チャンは恐ろしく綺麗です。
歌舞伎の女形と一緒ですね。その辺の女の人より色気があって、美しい。

今回久々に見て、蝶衣の気持ちがすごく伝わってくるし感情移入してしまいました。
段小樓の奥さんが憎らしく思えてきます。

ずっと2人で舞台に立っていられるはずだったのに、邪魔をする菊仙。
よりによって、自分を捨てた母親と同じ娼婦だし。
大切な人を救うための我が身を省みない強さも、失ってアヘンに走る弱さも、観客を選ばず最高の芸を見せる姿も、悲しいくらい一途。

菊仙も、仕事仲間というには絆の強すぎる蝶衣に嫉妬し、段小樓を舞台から引き離そうとする。
気が強くて、今の幸せを失わないために必死で、「女」って感じの人です。

ぶつかり合いながらも、1人の男性を愛する者同士、一番理解し合っていたんでしょうか。

2人の思い出の剣で死ぬことを選んだ蝶衣。
唐突に感じたラストだったけど、今回はこれ以外になかった気がした。
時間が経ってなぜ覇王別姫を演じることになったのかは、分かりませんでしたが。

3人の関係だけじゃなく、中国の近代史とか、時代の変化と蝶衣の育てた子供の裏切りとか、ものすごく詰ってます。
昔見た1回じゃ理解できなかったはずだ。

見終わった後幸せな気分になる映画ではないけど、やっぱり何度でも見たいと思う映画でした。
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