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2007/02/12

幸福な食卓

「父さん、父さんをやめようと思う」

母が家を出た時、成績優秀な兄が大学に進学せず農業を始めると言った時。
家族の重大な話は、いつも朝の食卓でだった…

家族の崩壊、恋人との死別、そして家族の再生。
非日常の出来事だけど、ドラマティックに描くのではなく、日常の延長にあります。

佐和子の家族は、皆真面目で気を遣える人達だったんだろうな。
父が苦しさを見せても、母が不安をぶつけても、兄が考えを言っても、ぶつかっても受け入れてくれるはずなのが「家族」なのに。
「見せない」気の遣い方をしてしまっている。

「家族は作るのは大変だけど、その分簡単にはなくならない」
そう他人から言われるまで、家族にもっと甘えていいってことに気づいていなかった佐和子。
しっかりしていた分、父も母も佐和子に甘えちゃってたのかな。

兄にとってのヨシコさん、佐和子にとっての大浦君は、他人だからこそ客観的に見られるし、自分を変えてくれる大切な存在だったんですね。

すごくいい話だったのに、惜しいのは、最初から最後までストーリーが分かってしまう予告。
いくら原作があるとはいえ、あらすじ全部読んでから見るようなものです。
あれがなければ、大浦君の事故がもっと衝撃だったろうに。
分かってて見るのも、幸せな分切ないけど。でもそれは2回目の見方でいい。

大浦君の死後、ベッドで泣く佐和子を見て、「会いたい」の歌詞が回りました。
けれど、この映画のテーマは「くるみ」
つらい現実の中にも、希望が見えるラストでよかったです。
原作読みたい。
映画(劇場) | Comments(0) | Trackback(0)
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