--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告
2006/01/15

歓びを歌にのせて

舞台上で心臓発作を起し倒れた指揮者のダニエルは、少年時代を過ごした田舎の町で暮らし始める。
彼は町の聖歌隊の指導を頼まれるのだが…

閉鎖的な町に異邦人がやってきて、町の人々の抱える問題が浮き彫りとなる。
しかし異邦人と関わることで変化し、ハッピーエンドっていう話はよくあります。
町の人々は未来が開けたりするのに、異邦人はまた流れていったり、死んじゃったりすることが多い。
どうして一緒に幸せに暮らす終わり方じゃないんでしょう。
これもそんな映画。

愛した男性に騙され不倫していた女性、DVに悩む女性、信仰ゆえの固い考えで周囲から浮いてしまう女性、太っていることをからかわれ続けた男性…。
ダニエル自身もいじめられ、人を愛せないという過去を抱えています。
けれど皆が本音を話し、ぶつかりながらも一歩を踏み出し始める。
すっきり解決ではなく、少し希望が見える変化というのがより心に残ります。

音楽はそこに存在する、という言葉通り、自分の過去を話すダニエルに聖歌隊のメンバーが歌う“AMAZING GRACE”は本当に綺麗でした。
自然に始まったからこそ余計に。
1人が歌いだしたら皆歌いだして合唱になっている…ほんとに合唱が楽しそうで羨ましい。
自分の声を探すための行動も仲良い合唱団じゃないと出来ないよなぁ。
前に見た、鴨川で歌う合唱団みたいです。

ちょっと合唱のシーンは少ないので物足りなかったけど、ラストの客席まで巻き込んだハーモニーはすごい迫力です。
コンクールに来ている人なんて皆合唱好きだろうしなぁ。
ダニエルは求め続けた〈人の心を動かす音楽〉に出会って満ち足りた表情をしています。
幸せに暮らすラストではないけど、これもまたハッピーエンドなのかも。

分からないのは、彼は聖歌隊と別行動して自転車でどこに向かっていたのか。
一緒の宿じゃなくて急いでたのかしら。
そういえば、私は抜けるといっていた女性も本当に辞めたのか分からなかったな。

エンドロールの歌も聞き入ってしまって、映画というよりはコンサートに行ったような余韻でした。
映画(劇場) | Comments(0) | Trackback(0)
Comment

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。