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2005/11/09

ヴェニスの商人

貧乏貴族のバサーニオは富豪の娘のポーシャと結婚するために、友人のアントーニオにお金を借りようとする。
手元にお金のなかった2人はユダヤ人の金貸し・シャイロックも元に向かう。
そこで期日までにお金を返せなければ、アントーニオの肉1ポンドを与えるをいう契約を交わすのだが…
どうして単館上映だったんでしょう。
見ごたえありました。
最初はカタカナの名前区別付かないし、ちょっと眠かったんですけど。

元々は、強欲な高利貸しのシャイロックが裁判に破れ、友情に厚く親切なアントーニオが救われる気持ちのいい話なんでしょうか。
でも、視点変わればというか。

裁判が開かれ、肉を与えるのが正当だという判決が下りた時は、アントーニオを心配しました。
彼を救うために、学者に変装したポーシャは何してるんだ…とか。
でも、肉は取っていいが血は流すなとなった時、爽快感よりもシャイロックへの同情に変わっていきました。

ユダヤ人というだけで、つばを吐きかけられ、犬と呼ばれる…。
そんな背景を考えたら、彼が自分を蔑むキリスト教徒を許せないのも理解できる。
彼には慈悲や寛容の心が足りなかったかもしれないけど、娘には逃げられ、財産は没収されるだけでも悲劇なのに、信仰まで奪われるなんて。
可哀想になってきます。
キリスト教徒の彼らは、ユダヤ人達への仕打ちを反省することなく、自分達が正義だという結果に終わってしまうとは。
シャイロックがうちに帰らせてくれと言った後、自殺するんじゃないかと思ってしまいました。

彼がそんなに悪者には感じられないし、父親の抑圧とかも感じられないから、娘もひどいよって思いました。
金目のものを盗んで家出して、自分は恋人と楽しく暮らすなんて。
父は一人ものすごく悲しんでいたぞ。
まぁ、娘も金も戻ってこないとか、一晩で○円も使うなんて!とお金や宝石のことばかり心配してましたけどね。

重い話とは別物で、恋人達の話。
ポーシャが一生離すなと言った指輪を、別人のふりをして奪おうとしたのは、バサーニオとアントーニオの仲を心配して試したとかなんでしょうか。
友情というより、愛情としか感じられないんだけど。
アントーニオはなぜバサーニオのためにあそこまでできるのか。

女性の独占欲とかしたたかさを描いただけかもしれないですけどね。

そういえば、シェイクスピアって愛を語る言葉がかなり詩的ですね。
恋人達の会話はかなりこっばずかしい。
おじさま達はすごい迫力で、詩的な表現でも心からの訴えだと感じたんですが。

あと音楽というか、歌がすごく綺麗でした。
作中で歌ってるのもだし、エンディングのも良かったです。

好きな感じの話だったけど、1つ。
「運命の恋人」みたいな扱いしといて、男装してるからって何で気づかへんねんw
映画(劇場) | Comments(3) | Trackback(0)
Comment
アントーニオとバサーニオが、親友というには歳離れすぎてるように見えるんよね。
キリスト教の教えか。なるほど。

バサーニオとポーシャ以上に、その友達と侍女の方が展開早かったよね。
いつか本読んでみるかな。
そういえばこの話、四季でもやってたみたい。
見てみたいなぁ。
裁判の場面のシャイロックは、ホントにかわいそう…。
アントーニオが、バサーニオにあんなに尽くす(?)のは
「友のためにすべてをなげうつ」っていう
キリスト教的な考えを示したかったのかな?

どっちにしても、バサー二オとアントーニオ
バサーニオとポーシャが、(話の中では)いきなりすごく強い絆で結ばれてるってところが
ちょっとついていけなかった…。
そんな経緯まで細かく描写してたら、二時間や三時間では終われへんと思うけど…
きょうサチコは、ユダヤへ千寿とユダヤへロックしなかったー。
そこできょうサチコが金貸しに結婚したいなぁ。

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