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2005/07/27

姑獲鳥の夏

「この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口君」

昭和27年東京。雑司ヶ谷の大病院では奇妙な噂が流れていた。
20箇月のもの間子供を身ごもっている妊婦いるという。
さらに1年半前に亭主が失踪するという事件も起こっていた。
小説家の関口巽はその事件に関わっていくこととなるのだが…
原作を読んだのはかれこれ8年くらい前でしょうか。
キャラは覚えているのに、話はあんまり覚えていない。
予習をしないと思っていたのですが、借りたのが昨日で間に合いませんでした。
だから犯人とかオチとか忘れていたので、初めてのものを観に行く気分で。

でも、最初の脳の働きについては読んでいて良かったと思いました。
あれ映画でさーっと言われて理解できるのかな。
いくら話に関わってくるとはいえ、本で読んでもあやふやなのに。

昭和60年代くらいの作品を観ているような映像、音楽。
しつこいくらいに出てくる姑獲鳥の特撮。
やけに細かい月齢表示。
回るカメラ、TVを観る時は明るくしましょうという表示の出そうな点滅。
怪しげな感じが出てるのはいいと思うし、この監督の味なんでしょうが、時々笑えます。
提灯持っているのに、上からスポットライトとか。
特に見せ場のはずの憑き物落としのシーンは笑いそうになりました…。

京極堂の店内はもっと雑然としいるほうが良かったなぁとは思いましたが、眩暈坂、榎木津ビルヂング、薔薇十字探偵社のスリガラスに金文字、探偵の三角錐…
ちょっと古めかしい雰囲気が良かったです。

キャストについて。
堤真一がねぇ。
上手い役者なんだけど、京極堂じゃないっていうか。
やけに健康的で動き回ってる感じ。
トヨエツか、田辺誠一か、佐野史郎か…爬虫類系の人にやってもらいたかったなぁ。
後は良かったと思います。
木場修とか心配だったけど、気にならなかったし。
こないだ真下正義に出ていた國村隼さんが若かったらやって欲しかったですね。
いしだあゆみの叫び声は予告で観ていたけど、すごいです。

そういえば、京極夏彦本人がいつ出てくるのかなぁと思ってたんですが、気付いたのは鬼太郎の紙芝居のシーンでした…。
しかも、水木しげる役だったのね。

ちなみに鳥口君はエンドロールに名前があったようですが、誰か分かりませんでした。

怖れていた程悪くはないですが、小説を読んでいない人には勧めないかな。
シリーズ化されたらなんだかんだ言いつつも、観に行ってしまうでしょう。

後突っ込み処満載と聞いていた、着物について。
興味のある人だけどうぞ↓

まずは京極堂。家に居る時の縮?上布?は白地で何かイメージと違う。
拝み屋用の黒のイメージが強いからかしら?

その拝み屋の着物…
黒じゃなくて紫ですか。そうですか。更に赤い伊達衿、裏地。
鼻緒が赤なのは原作に書かれてましたが、なぜ遊び人みたいな裏地なんだよ。
夏なのに袷で暑苦しい。しかも羽織まで薄物じゃないし。
堤真一はかなりのなで肩でした。

他はちゃんと夏物着てたみたいですが。
やけにぱりぱりだったり、娘さんみたいな柄着てたりとかはちょっと気になったけど。

いしだあゆみは流石の着姿です。
映画(劇場) | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
観る前の期待度がどの程度かによって、感想違うかもね。
三条さんに思ったよりひどくないと聞いてても、全く期待はせずに観に行ったから(笑)

京極堂ってなんか湿気(?)があって欲しいというか。低温っていうか変温?(意味不明)
小綺麗な部屋で白い着物着て、すたすた動くイメージじゃないの。
でも堤さんは好きだよ。恋ノチカラとか大好きだったなぁ。

百鬼徒然袋>
観てみたいかも。
で、阿部ちゃんにはもっとはじけて欲しい!
メールでも言ってたけど、評判ほど悪くなかったよねぇ?
私も続編があれば観にいってしまうと思います。
DVDは要らないけど‥。
昭和な雰囲気も良かったし、小説とは全く異なった
表現世界で、これはこれで好きでした^^

堤・京極堂、確かに小説のイメージよりはよく動くなぁと
思いましたが、あの軸のぶれない感じはやはり京極堂だと。
阿部・榎木津と堤・京極堂で、百鬼徒然袋のシリーズの
映像化が観てみたいです。コメディタッチで。

‥‥‥でも憑き物落としの着物、あれはちょっと減点よね‥。

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